みなさん、こんにちは👦👧
福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です💁
もうすぐ3月となり2年生は卒業目前!
総仕上げ的な意味もあり、日本料理の「特別料理講座」が行われました🚩
今回講師として・・・
加賀屋博多店より、平川料理長にお越しいただき、
春をテーマにした日本食についての授業を行っていただきました🌸
▲平川 泰司 料理長は、「大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)」や「全技連マイスター認定(日本料理マイスター)」等の受賞歴をもつ”和食の達人”なのです
平川先生は、栄養士科だけでなく、調理師科でも特別講座を行っていただいており、先生の技術にあこがれ、先生の元で働きたいという学生も毎年いるんですよ!
そして、今回のメニューはこちらです
▲先付 うぐいす豆富
えんどう豆をペースト状にし、出汁や生クリーム、ゼラチンを加え、冷やし固めたものです。
▲椀物 蛤しんじょう
春のお祝い事に使用される蛤と白身魚のすり身を合わせたしんじょうを一番出汁でいただくお吸い物です
大根や人参も桜の花びらの形に剥いてあり、春らしい一品です
▲温物 鯛桜蒸し
下味を付けた鯛を水で戻した道明寺粉で包んで蒸し、あんをかえています。道明寺粉とは水に浸し蒸したもち米を干して粗めにひいた食品です
▲お造り:鯛松皮造り・細魚蕨造り・烏賊花造り・鮪磯辺造り・鱚菜の花造り
黄色の人参で蝶や、大根と人参を桂剝きにしたものを合わせて巻いてワラビに見立てたりなど、その盛り付けも繊細で美しいものです🥕🥒
土佐醤油という火にかけた醤油に鰹節を加えこした、
旨味と香りの強い醤油でいただきます🤤
▲焼八寸 鯛木の芽味噌焼き・飯蛸旨煮
飯蛸(いいだこ)の漢字ですが…
これは子持ちのものを煮た時に、
頭の中に詰まっている卵の様子が飯粒が詰まっているように見えるから、
または食感が飯粒のようだからと言われています🤩
1月~3月が旬の蛸です。
▲酢の物 貝と春野菜の黄身辛子酢和え
菜の花、こごみ、防風の春野菜を使い目からも春を感じられます🧡
▲ホタテの貝柱は炙って香と食感を他の貝とは変えています。
▲鯛を3枚に卸していきます。美しく無駄のない手さばきに学生達はうっとり🤔
▲大きなモニターが付いているので手元まで見えます🔍
▲後ろの席からでも鍋の中の状態まで見えます
▲初めて見る食材や調理法に興味深々…モニターに釘付け状態でした
▲全ての料理が並びました!まさしく”春爛漫” 華やかですね~🌺
最後に代表の学生が謝辞を述べました☺
▲栄養士校2年 久我 文乃 さん(熊本県:多良木高等学校出身)
挨拶をしてくれた久我さんに今日の授業の感想を聞いてみました🎤
「食べ歩きの授業で日本食の専門店に行ったことはありますが、今回は目の前で作っている所を見れ、とても貴重な体験をさせていただきました!
私たちはこれから卒業をして病院や保育園等の別々の道ですが、
お客様に料理を提供するということは同じなので、
今回の経験を活かして見た目から季節を感じられ、
楽しんでもらえる食事を作れる栄養士を目指して頑張ります!」
と伝えてくれました!
「調理のできる栄養士」を目指して、これからも栄養士校では取り組んでいきたいと思います❣