こんにちは👦👧
福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です🍅
栄養士科では授業の一環として、普段あまり行くことのない
日本料理・西洋料理・中国料理の一流店に行き、
コース料理を頂きながら、食材や味、盛り付け、サービス、マナーなどを勉強する「食べ歩き研修」を行っています🚌
その第3弾「日本料理」の食べ歩き研修に卒業間近の2年生が行ってきました🚶🚶♀️
日本料理は何と言っても「だし」が命‼‼
今回はそのだしの味が1番よく分かるお椀に注目してご紹介します💕
▲1件目は「日本料理 とり市」
当日は「だし」だけでなく、料理についても詳しく説明していただきました。
▲室見川沿いにある懐石料理店、サービスも勉強になります
▲『帆立真丈~白味噌仕立て~』
真丈は白身魚のすり身に卵の素という黄身とマヨネーズを合わせたもの、粘り気を出すために大和芋、つるっとした食感を出すために浮き粉を合わせて作られていました
▲各々写真に残して記録していました(普段の授業と違って超熱心です(笑))
▲2件目は「ふかほり邸」
筑後平野の田園風景の中にある江戸時代から続く古民家を改装したお宿で、日帰りでも「無添加・無農薬」にこだわった自然会席を頂けます🥕🌽
▲お椀に水滴がついていますが、拭き忘れではないですよ!
これは中のお料理がちゃんと仕上がっているということや、蓋をしてから誰も開けていないので、良い香りなどがしっかり閉じ込められているということを示しています☝
▲『蟹真丈』
蟹を使用した軟らかな真丈と結んだ三つ葉、その上に透けて見えるほど薄く切られた大根が乗せてあり、旨味のあるだしとよく合っていました💪
▲3件目は「桜坂 観山荘」
▲純和風の畳部屋の個室で懐石コースを頂ける一軒家の料亭です
お料理を頂く前にお椀の扱い方などを習い、しっかりメモをしていました
▲『牡蠣玉椀』
牡蠣と卵豆腐、なめこ、あおさのり、三つ葉のお椀で、珍しい取り合わせでしたが、貝で取られた濃厚なだし汁により見事に調和し、牡蠣嫌いの学生もおいしく頂いていました😋🥢
▲最後は「なだ万蒼宮」
日本料理の老舗「なだ万」から2019年7月に福岡・天神にオープンした新店で、中洲のど真ん中にありますが、一歩店内に入るととても落ち着いた和モダンの雰囲気の中で懐石料理を頂けます☺
▲マナーの冊子もご用意くださり、お椀の蓋の開け方、お箸の取り方などを確認しながら頂きました🥢
▲みんな勉強しながら食べています🍴
▲『吸物 霙(みぞれ)仕立て』
鯛にくず粉をまぶして揚げたもの、里芋豆腐、人参、鶴菜を霙仕立てにしたお吸い物で、お椀の蓋を開けた瞬間、木の芽の良い香りがしました💕
冬の名残の霙(みぞれ)と春の訪れが感じられる木の芽で、
冬から春への季節の移ろいが感じられました🌸
▲美味しく頂きました🌟
今回で2年生は最後の食べ歩き研修でしたが、
すべての食べ歩き研修を通して食材の選び方・献立作成の仕方・盛り付けの工夫・テーブルマナー・サービス精神などたくさんの事を学ぶことができました💯
2年間で学んだことを卒業してからの仕事に繋げてがんばってください👩🎓👨🎓🌸