「調理もできる栄養士」になるための授業とは

「調理もできる栄養士」になるための授業とは

こんにちは😀
福岡県にある平岡栄養士専門学校です‼

コロナウイルスの影響で始業がゴールデンウィーク明けからとなっていますが、新入生の皆さんはとても待ち遠しく待っておられることでしょう😊✨✨

そこで、今回は入学後にどんな授業を受けるのかを紹介したいと思います💁

今回とりあげるのは、たくさんある実習の中でも、一番最初に受講する【基礎調理学実習】。

まず、【基礎調理学実習】とは…

基本となる切りものや、調理技術、調理器具の使い方等を学ぶ実習です。
入学したての新入生は「家であまり料理をしたことが無い」人や、「包丁を使ったことが無い」人等も多いので、まずは作業を行う時の”立ち姿勢”や”包丁の握り方”からお教えします。


それではさっそく詳しく見ていきましょう!💡

まずは、最初の授業風景です。

初めて実習着を着て、帽子もつけた状態で、全員一斉に包丁研ぎを行います✨

▲初めて持つ”マイ包丁”、おそるおそる触っているようですね😂

砥げていない(切れない)包丁でいくら練習しても、上手くいきません。力加減や動かし方が砥ぎ方のムラに左右されるのです☝⭐

また、野菜などを切った際にも、食材も繊維が崩れ、水分が出てしまい、味も損なわれてしまう、というダメージを与えます!

更には、砥げていないと力が入り過ぎてしまい、手や腕が疲れてしまったり、怪我をしやすくなったり、と悪いことしかありません🙅

要するに、切り方の基本は”包丁の砥ぎ方”にあるといっても過言ではないでしょう。だからこそ、本校では1年生の最初に徹底してこの砥ぎ方を教えるのです‼‼

ここで注目すべきは、本校の1人1台仕様の調理台です。
このように、全員が自分の場所を広々と使い、同じ動きで練習できます💪

▲実習台は”平岡オリジナル”。広々と効率よく実習が行えます。

▲講師も「一人ひとりに指導がしやすい」というメリットがあるのです。

包丁が砥げたら、1年生はまず、玉ねぎのみじん切り、そしてキャベツの繊切りからスタートします⭐

授業は、まず講師の示範をみてイメージを持つところから🗨

▲自分の調理台にいながらモニターで講師の手元が確認できます👀✨

そして、実際に食材を使って実習します🥕

▲最初は慣れなくて時間がかかりますが少しずつ慣れていきます✌

半年後には。。。こんなにきれいに野菜を切れるようになるのです😊✨

▲1年生の最初の課題:キャベツの繊切り

次に、他の野菜でも基本各種の切り方を習っていきます。

▲和の基本~千切り、半月切り、いちょう切り、みじん切り

▲洋の基本~左上から 拍子木切り(ポンヌフ)、さいの目切り(マセドワーヌ)、色紙切り(ペイザンヌ)、短冊切り(ラメル)、千切り(ジュリエンヌ)

それぞれ、繰り返し繰り返し練習していきますので、真面目に頑張っていれば、”いつのまにか上手くなっている”ということに!!なるのです👏

2年生にもなると、こんなテクニックも。。。

何やら手✋を定規で測っていますね…

▲これは人参の5種切りの練習のために行っていました!

では、なぜ?手の長さを測っていたのかというと。。。
皆さんもレシピなどで良く見かけるとは思いますが、「2~3㎝に切る」や「食べやすい大きさに切る」等、調理現場には定規などは持ち込みを行いませんが、カットする長さは大体決まっています✨

そんな時、すぐに求められている大きさにカットできるように、自分の体で大きさを測れる様にしています。

こんなところから指導していきますので、上手くならないはずがない!!!わけです。

基本を1つ1つ積み重ねて、調理もできる栄養士として即戦力になれる様、
がんばっていきましょう!!!

新入生の皆さんのご入学をお待ちしています!!🤩


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