こんにちは😀
平岡栄養士専門学校です。
平岡学園の敷地内には日本庭園や菜園があり、色々な種類の花や果実の木々が植えられています。
校舎をつなぐ渡り廊下のそばには大きな梅の木があって、現在、実をつけています。
▲花が咲いている時の様子はこん感じですが…🌸(今年2月)
▲現在、緑の葉が生い茂っている中に、梅の実が成長しています。🌿
▲梅の実は、大きなものでは直径が5cm以上あります。
栄養士校では、6月になって、この梅の実がもっと大きくなって熟してきたら、
毎年、学生たちが収穫して、実習で梅干しに加工します。😃
▲昨年の収穫の様子です。慣れない作業でしたが、頑張りました。💪
▲梅の香りを楽しみながら、収穫しました。
本校では、2年生の前期に「食品加工学実習」という実習授業があり、授業の中で、「梅干し」も作っちゃうんです。
学生達に大人気のこの授業は、実際に色々な加工食品を作り、どんな原理で、どのように作られているかを学ぶ実習です。
それでは、梅干しを作る様子を、昨年の実習の中からご紹介します。
▲梅は熟して黄色くなったものを使います。実習室中に爽やかな梅の香が広がります。☺
▲梅にホワイトリカーと粗塩をまぶして、1週間ほど重石をしておくと…
▲梅から水分が出てきます。これを「梅酢」といいます。
▲揉んだ赤紫蘇を梅と交互に重ね、再度重石をします。
▲1ヵ月ほど漬けたら、赤紫蘇の色が梅に移って、きれいな赤色に染まります🤪
▲梅雨が明けたら、土用干しをして梅干しの完成です。
食品加工学実習で学んだ技術は、就職してからも役立つことが多く、保育園などでも食育の取り組みで梅干しを漬けたりすることがあります。
先日も、保育園に勤めている、5年前に卒業した山口美彩希さん(32回生)から「園児と一緒に梅干しを作ることになったのでアドバイスが欲しい」と連絡があり、講師の先生から話を聞くために、山口さんが学校へやってきました。
▲講師の先生から熱心に話を聞いていました。
▲土用干しの時に使用するザルなども説明を受けました。山口さん、是非おいしい梅干しを完成させてくださいね!😁
食品加工学実習では、梅干しの他にも、味噌やこんにゃく、ジャム、パンなど、さまざまな加工食品を作っていきます。
今後もブログでご紹介していきますので、お楽しみに💕