みなさんこんにちは😊
福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です
今回紹介するのは、栄養士校1年の授業「調理学実験」の様子です🧐
調理学実験では、身近な食品の調理性や調理操作に関する特徴や変化などの理論を実験を通して学ぶ授業です👨🔬
第1回目のテーマは「食品の重量や容量について」
栄養士は献立をたてたり、栄養価を計算したりするので、食品の大体の重量を知っていないととっても困ります!
そこで今回は身近な食材を使って、まずは食材名が分かるか、そして何グラムくらいあると思うか、クイズ形式で確認をしました👩🚀
実験の流れは、次の通り!
①目で見て、見た目で推測
②手で持ってみて、感覚で推測
③量りで量ってみて、実際の重さを知る
▲自分が思っているよりも重い食材もあったりして、驚きの声がたくさん!
夏みかんの重さも量りましたが、「夏みかん」を「オレンジ」と思った人がたくさんいましたが、実は違うものです🍊
その見分け方なども学びました
他にもレタスとリーフレタス、サニーレタスの見た目や栄養価の違いなど間違えやすい食材は食品成分表も見ながら確認しました
2回目の授業では「味覚」に注目した実験を行いました
▲授業スタート!
栄養士にとっては舌の精度も大切です😋
味付けに問題がないか、食材が悪くなっていないか、時には自分の舌で確認する必要があります
そこで今回はいろいろな食材を使って、自分の味覚がどのくらい機能しているかチェックしました
まずは「塩味・酸味・甘味・旨味・苦味」の五つ味を溶かした溶液を飲み比べて、何味なのか当てます
▲見た目は一緒!
薄い濃度で作られているので、舌の感度が低い人は「水と一緒!さっぱり分からない!!」と首をひねっていましたが、中には5種類全部当てている人もいましたよ😜
他にも市販の飲み物や食べ物の比較も行いました
まずは緑茶から
▲よく見ると色や透明度が違います
▲吟味中・・・・
他の人の意見に惑わされないように、他の人とは会話をせず、じっくりと味わって、自分の感じたことを記入していきます✏
普段何気なく飲んでいた市販の緑茶ですが、改めてよく味わうと苦味や甘味、旨味などにも微妙に違いがあります
それぞれの良さを再確認したり、自分の好みの製品を知るきっかけにもなりました 何事も経験!!ですね~🤔
他にも、2種類の食パンを食べ比べしました🥖
▲どちらがふわふわかな・・・
見た目や、食感を比較して、それぞれがどのような特徴があるのかを見極めていきます。
実は今回の食パンは同じお店に売っている同じメーカーの食パンですが、価格は約40円の差がありました
食べ比べた後は、原材料の比較を行い、食感や味、価格の違いは何から来ているのかじっくりと考察をしました🤔
このように調理学実験では、身近な食材を使って様々な実験を行っていきます
今後はお米や小麦粉、肉など各食材ごとに比較実験を行い、食品の理解を深めていく予定です
また実験の様子をお届けするのでお楽しみに!😍