食品加工実習で梅干しを作りました

食品加工実習で梅干しを作りました

こんにちは

福岡県小郡市にあります平岡栄養士専門学校です

栄養士校2年生の「食品加工実習」では、さまざまな加工食品を作っていますが、

今回は文化祭でも人気の加工品、「梅干し作り」についてご紹介したいと思います

平岡の梅干し作りは、学園内にある梅の木から梅の実を収穫するところから始まります

▲今年も楽しく梅の収穫ができました!

▲とっても美味しそうな甘酸っぱい香りがします

収穫した梅の実は、きれいに洗って、水気をしっかりと拭き取り、竹串などを使ってヘタを取ります

▲水気をしっかり取っておかないと、カビの原因になります。

▲梅にホワイトリカーをまぶして、塩をまぶし、重しをしてしばらくおきます。

ここまでが下漬け、この状態で2週間ほどおき、その後、赤紫蘇を加えて、本漬けを行います

まず、赤紫蘇を水洗いして水気を取り、塩で揉んでアクを絞ります

▲しっかりと力を入れて、アクを絞ります。黒っぽい汁がアクです。

▲下漬けした梅と赤紫蘇を合わせて樽に入れます。

▲これで赤紫蘇の色が梅に移り、きれいな赤い色の梅干しになります。

そして、本漬けして1カ月ほど経った頃、「土用干し」を行います

土用干しとは、土用(7月下旬~8月始め頃)に梅干しを天日干しすることです

梅干しをザルなどに並べ、時々返しながら日光に当て、乾燥させます

▲土用干しすることで、実がやわらかくなり、保存性も高まります。

▲今年は梅の収穫量も多く、たくさんの梅干しができました

出来上がった「梅干し」は、栄養士校内だけではなく、他学科の調理実習やカフェ・ド・ヒラオカでも使っています。

一緒に漬けている「しその葉」も、”ゆかり”に加工して運動会で皆が食べるお弁当にも使います

みんな、楽しみに待っててね~!!!

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