みなさん、こんにちは
福岡県小郡市にある平岡栄養士専門学校です
今日は、栄養士校2年生の授業【臨床栄養学実習】をご紹介します
【臨床栄養学実習】とは、病態に応じた患者様用の食事について、理論から実際の食事や調理法を学ぶ実習です
今回のテーマは『糖尿病食』1食のエネルギー量を500kcal以内で作成しています
このテーマで学生が考案したメニューを実習で作りましたので、その様子をご紹介します
▲実習中の様子です(魚をさばいています~さすがの手つき!!)
今回実際に作った献立は、各班でプレゼンテーションを行い、全28班の中から学生の投票によって選ばれた献立です
今回、人気を集めた献立を3つ紹介します
▲さんまのおろし南蛮漬け・なすの中華煮・中華サラダ
1つ目の献立は、酢を使ったメイン料理にすることで、暑さの残る夏を乗り越えられる
ように考えられています
また、季節を感じられるように秋の味覚のさんまを使用しています🐟
▲たらの南蛮漬け・オクラの納豆和え・なすの味噌炒め・そうめんのすまし汁
2つ目の献立は、旬の野菜を使用して彩が良くなるように考えられています
また、そうめんを温かいすまし汁に入れることで体を冷やし過ぎないよう工夫しています
▲メカジキのレモン照り焼き・茄子とみょうがの味噌汁・カリフラワーのカレーマリネ・胡瓜とトマトのわさび和え
3つ目の献立は、香味野菜や香辛料を使用することで、塩分を抑え味に変化をつけています
味噌汁にみょうがを使用する事で色味もきれいで、さっぱりと食べることができます
実習では、選ばれた献立を作成した班の学生が、なんと調理の示範を行い、作り方をレクチャーしました
▲緊張しますが、しっかりと調理のポイントを伝えます
▲みんな、真剣にメモをとっています✍
学生による示範の後に、いざ、調理に入ります
▲食材の切込みからはじめます🔪
▲焼いたメカジキにレモンを乗せていきます🍳
▲丁寧に盛り付けています
▲試食中です美味しそうにできました
示範を担当した学生は、今回の為に夏休みや昼休みを使い、準備をしてきたので、授業終了後にはホッとしたのか笑顔がみられました
本当にお疲れ様でした
そして、今回の実習では7月に行われた糖尿病講座や夏休みの病院実習で学んだ知識や技術を活かすことができました
本校では、病院に就職する学生が多いので、今回の経験はとても役に立っているようです
2年生の皆さん、今後の実習も頑張ってくださいね