食品学実験で有機酸について学びました!

食品学実験で有機酸について学びました!

こんにちは

福岡県小郡市にあります、平岡栄養士専門学校です

今日は1年生の実験の授業「食品学実験」を紹介します!

実験の授業内容は「食品」に関するものばかり!

「実験」という言葉を聞くと、難しそうな授業だと感じる方がいるかもしれませんが、

平岡栄養士専門学校の「食品学実験」では、身近な食品に含まれる成分、塩分や色素など分かりやすい内容をテーマにして学んでいます!🔍

▲3人1班で実験を行っていきます(色水を使って器具の使い方をマスター中!)

 

つい先日の授業で使用した食材は、りんごです

今回はりんごの中にどれくらいの有機酸が含まれているのかを滴定操作によって調べました。

有機酸は食品中の酸味物質であるのですが、爽やかで好ましい味です♪

▲滴定をしやすい液状にするためにりんごをすりおろしていきます

▲すりおろしたりんごを絞り、りんごジュースを作ります。

作ったりんごジュースは三角フラスコに入れ、滴定の準備を行っていきます。

「滴定」とは、ビュレットという器具を使って試薬を滴下していく実験操作です。

指示薬により色が変化する点を終点と呼び、終点での滴下量から有機酸量を算出するのですが、

実はその終点は突然やってくるので、慎重に、一滴ずつ滴下する丁寧な作業が求められます

▲このように滴下したところはピンクに変化しているのが分かります!

滴定操作は基本的に3回行っていきます。

同じ操作をしたはずでも、出た結果にばらつきが出ることがあるので平均値を求める必要があります。

▲緊張の面持ちで終点を待っています。

その平均値を基に計算をして、有機酸量を求めていきます!

ビュレットを用いた作業は、試料を替え別の実験でもよく行います。

はじめは滴定の操作が苦手な学生が多かったのですが、少しずつ慣れていく様子がみられます

難しいイメージを持ちがちな実験ですが、1つずつ理屈と段取りを学びながら進めていくので安心して授業に取り組めます

今後も実験の様子をまた紹介していきますのでお楽しみに!

 

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