平岡を卒業した先輩たちは、今や日本中の現場で活躍しています。
OB・OGが語る、製菓衛生師と平岡の魅力をインタビュー！
勤務先：リストランテ ル・ミディ ひらまつ（大阪府）
製菓衛生師専修科4回生
大城 千夏
出身校：首里東高校（沖縄県）
シェフパティシエとしてコースの皿盛りのデザートを考え構築することを一番の仕事としながら、ウェディングケーキなどさまざまな分野のデザートを作れることに魅力を感じています。やりがいを実感できるのは、自分の想像したものを形にできたときや、それをお客様に喜んでいただけたときです。理想の味や形を実現するためには知識と経験が必要です。ひらまつは全国に店舗があり、他店舗交流が盛んなので、他の方のデザートを見たり、違う技術を学んだりして経験を積むことができます。
この仕事を選んだきっかけは、他界した父が甘いもの好きで、父とのハッピーな思い出の中に常に甘いものがあったことです。デザートは、感情や味覚、嗅覚など人の五感を使って喜ばせることができると思いパティシエを目指しました。就職先は、専門店とホテル、レストランで迷いましたが、ひらまつはホテルもあり、フレンチ、イタリアン、和食と料理のジャンルも多く、いろんな経験ができるのではと将来性を感じて決めました。
平岡在学中は、カフェ実習で現場を生で感じることができ、技術と知識を深めることができました。現場さながらの雰囲気を学生時代に学べたことは、自分の経験としてとても大きかったと思います。また、充実した施設も魅力で、ぜひ伝えたいのは図書館の本がすごく豊富にそろっていることですね。ぜひ図書館を利用してほしいと思います。
勤務先：西鉄ホテルズ（福岡県）
製菓衛生師本科16回生
中島 蒼依
出身校：ありあけ新世高校（福岡県）
西鉄グランドホテルの製パン工場に所属し、現在は材料の計量や生地の分割、成形が主な仕事です。成形は、生地の固さによって仕上がりが変わるので最初は感覚が難しく苦労しましたが、最近は先輩にも認めてもらえるようになりました。
この仕事を選んだきっかけは、もともとパンが好きだったことが一番の理由で、自分が美味しいと思うところで働きたいと思っていました。西鉄グランドホテルのパンは入社前に食べてとても美味しいと思い、店頭販売だけでなく、さまざまなことができるホテルに興味を持ちました。学外実習で西鉄グランドホテルのパティスリーにお世話になり、シェフの考え方や先輩方の高い意識に触れて、この職場で学びたいと思いました。
平岡で何よりよかったと思うことは、担任の先生が厳しく指導してくださったことです。高い期待感からの厳しさであったと思います。その中で頑張れたから、妥協せずに取り組めて、高い能力を身につけられたと思います。
勤務先：アマン東京（東京都）
製菓衛生師専修科13回生
前田 遥香
出身校：熊本商業高校（熊本県）
幼い頃から母とお菓子作りをして、食べて喜んでもらったことがきっかけでパティシエを目指しました。現在は、東京のホテルでアフタヌーンティーの仕上げやレストランでデザートを提供しています。お菓子を学びたいと思って平岡学園に入学しましたが、パン・和菓子まで幅広く学べたこともよい経験となりました。また、ホテル・専門店・式場など経験豊富な先生から指導を受けられることも魅力的でした。在学中は、コンクールで全国大会に挑戦し受賞することもでき、同じ目標の仲間と切磋琢磨し意識を高めることもできました。平岡の充実した環境でぜひ皆さんもいろいろと挑戦してみてください。
